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前夜寝ついたのが１０：００かそこらなので、起きるのが早い。Jet Lagか？ しかしシャワーの調子が悪い。均等に出ない。水の流れを痛いほど強くしないと熱くならない。ゴミ箱がない。あれ。それでもベッド、ふとんは（タオルケット２枚）充分な長さ。かつ、ティーサーバーがついている。使ってみよ。
ハイドパークでイギリス初めての朝、というつもりだったが、結局ヴィクトリア駅まで来てしまっている。ブライトンまで１Ｈ【時間】、コーチ【バス】なら倍、でも£8.50。まあいいかな、時間は倍だけど、とかうだうだしていると６：３０だ。あと３０Ｍ【分】で朝食だ。あ、なんだ。Buckingham Palace, Palace Rd【Rd=Road】を通って来たが、近くにあるのではないか。朝食後行こう。どうでもいいがYellow Page【電話帳】はいい下敷きになる。
１１：００のCheck Out迄バッキンガム、と思ったがそんな大きなものではなかった。中に入れたら別な楽しみがあったのでしょうけど。ちなみにカメラはとれていないはずだ。３枚空写しがあるのを忘れていた【フィルムを入れて３回シャッターを押すとフィルムが装填される】。あ、ドルビーラボ。これは窓の外のことだ。
そしてハイドパークの向こう、何があるわけでもない。近道がわりだ。芝と、それを切り分ける歩道と、池。あひる（かも？）は太っていた。
"Where is the speaker's corner?"
指さす。すぐそばらしい。しかし、ソープボックス【演説をするときの踏み台の箱】は見えない。
"Non today."
ありゃ、どんな文法かは知らないが、ないことだけはわかる。
あのバッキンガムも１１：３０だと言うし……。
急ぎホテルに帰る。
「マクドナルド、レストラン」
レストランと言い張るか。でも広い。これも風景。
"Are you leaving today?"
"Yes, I'm going to leave soon."
１０：５０ころドアの向こうで【声がした】。
テキサコ、マーケット付きだ。車窓。リッター８９円。別の店だが安い。Shellもある。しかし'TO LET'【家貸します】が多い。貸ビル、事務所のようなものか。LAUNDRETTE, DRIVE-THRUもある。モービル５０【ペンスか】、あくまでもアンレディッド【無鉛ガソリン】での比較。コーチのシートの間隔は狭い。私のひざがつく。大柄な英人が文句を言わないのか。コーチのTicket Counterで親子づれを見た。ひまにしてはいけないと思ったのか、母親が娘に「カウンターに行って――を聞いてきなさい」と伝える。
（エッソもある）（Toys'R'us） へーえ【Rが逆になっていることと、Toys are usだと気づいて感心している】
とことこ小走り。可愛い。とにかく可愛い。外人は小さいころから顔が決まっていて、大人になってもそのまま。日本人は大人になって初めてできた顔になる、という気がした。しかしDAILY MIRRORが売れている。ゲンダイや夕刊フジの比ではあるまい。すごい。サッカーゴールが点在、いや向かい合わせで並んでいる。そして垂直にラグビーの。当然芝だ。１０面くらいありそうだ。
右は【イラストを描いた】Ped Xing【横断歩道】のライト。パカパカ明滅する。足元は'LOOK LEFT', "LOOK RIGHT'
'LYNX DELIVERY NETWORK'（ＢＰ【イギリスの石油大手】51.9高いぞ）上はクロネコヤマトのようなものか。ＢＰ【のシンボル】緑に黄文字。ESSOも£51.9だ。もしかしてSELFでないのかな？ とにかく標識は分かり易い。【左下矢印】【５０という数字＝50km制限】【POLICE SPEED CHECK AREA】【斜め線３本、２本、１本】何だ？ 車間か？ 青地の白。もっとも工事中が赤だったりするけれど【日本では「注意」は黄色】。
ルノー、アウディ、マキシマ（日産【ブルーバード改良型】）。
田舎には電線がある。高架線も。
しかしＡ２３だの、ルートマップが必要だね。１／２ｍ【１が左上、２が右下】とは８００米かな【二分の一マイル】。
そういやHYDEでは馬の警官（？）を見た。パカパカ。それきりだ。数はないらしい。
意外とＧＳ【ガソリンスタンド】が少ない。あるところにかたまって。郊外で少ない。気を付けねば【クルマを運転するつもり】。
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中学校の英語の教科書にハイドパークのスピーカーコーナーが載っていて、イギリスに来たらそれを見てみたかったのだ。街を歩いてはすべてが珍しい。ガソリンの値段をいちいち気にしているのが小人物である。
